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日常の些細な出来事から旅先で出会った事柄まで色々と綴ります
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【9月5日】

早朝5時過ぎに起床し、前日に購入しておいたおにぎり等を食べてから散歩に出掛けた

先ずは木崎湖キャンプ場内を歩き回り桟橋等を撮影
実はたったの一月前に家族で来ていたのだが、その時の俺の体調は最悪だった
その為撮りたいと思っていた桟橋の写真を撮れずに帰る事になったのである
そう、ここは俺の好きなアニメ『おねがいティーチャー』『おねがいツインズ』の舞台
監督が松本出身で、自分が生まれ育った土地を美しく表現したいと作り上げたという
その美しい描写にまんまと引っ掛かったのが俺だったりする

生憎の曇り空だったが、人気のない時期と時間帯も相まって「どこかに引き込まれていきそうな雰囲気」を撮影する事が出来た

キャンプ場を出て木崎湖を歩いて一周しようと周り出す
早朝静かな湖を歩くってとても気持ちが良い

暫く歩くと木々が鬱蒼とした暗い道路に入った
微かな雲間から覗いた朝日を反射する湖を枝の隙間から眺めたり、少し湿った土の匂いに落ち着いた気分を感じていると急に何かを感じる

木の上・・・光が当たらず枝の影しか見えないが、何かが動いた気がした
よく眺めているとカサッと何か小さな物が動いた
見つめているとシルエットが横向きになり、尻尾の形からそれが『リス』である事を認識

「やっぱりこういう自然な場所にはいるもんなんだな~」など呟きながらシャッターを切ってみる
暗過ぎてまともに撮れてるかどうか不安ではあったが、後で見てみると可愛らしいシルエットを収める事が出来た

その後も湖岸近くを歩き回り、杉の木に囲まれた静かな神社や、のどかな農道、ノスタルジックな無人駅やそこを通る単線等・・・
一月前には撮れなくて悔しい思いをした景色を、カメラと自分の撮像素子に焼き付けながら2時間強にわたるお散歩タイムを満喫出来た

キャンプ場に戻り手早く荷物をまとめる
事務所の方にお礼を告げ、バイクに乗せたカメラを起動しつつ今度は愛車と湖一周をしながらの撮影を行った

ひとしきり走り回り、国道148号線糸魚川街道を北上し始める

青木湖を抜け白馬を通過する際、街道沿いの小さな薬局を見つけて一月前を思い出した
「酷い発作で気管支を広げる薬を買ったっけ」
「そう言えばここで買ったブルーベリーは美味しかったな~」
「あ、ここの蕎麦屋美味しそう・・・でも今の時間じゃどうしようもない」

ヘルメットの中で独り言をこぼしながら走り続け『小谷村』という所まで来た
『小谷』と書いて『おたり』と読む
折角なので道の駅『小谷』に寄る事にした

最初はトイレ休憩だけにしようかと思ったのだが、気付けば昼時
朝ごはんがとても早かったのと長めの散歩をした事、少しバイクで走った事でお腹も空いていたので何か珍しい物はないかと物色

レストランを覗いて見ると『塩ラーメン』の文字
ラーメンの中では塩味というのは特に好きな方なので少し惹かれる
なんでもここには『塩の道』というものが通っていたらしい

調べてみたところ以下の事が分かった

~かつて上杉謙信がこの道を経て、仇敵武田信玄に塩を送ったという有名な故事「義塩」もこの「塩の道」に由来するものです。 また、松本藩は他からの塩の購入を禁止し 『北塩』といって糸魚川から千国街道(現148号線)経由のみの塩の搬入を許可したため、塩とともに日本海からは海産物、信州からは麻や煙草を積んだ牛馬やボッカと呼ばれる人たちが盛んに往き交いました。この道がまさに「塩の道」と呼ばれるゆえんです~

それで名物の一つとして『塩ラーメン』なのだそう

折角なので塩ラーメンと、長野という事で信州蕎麦を食べる事にした
しかし普通に食べては食べ過ぎなので、『蕎麦とミニ塩ラーメン』のセットを頼む

ミニ塩ラーメンは叉焼、メンマ、ネギだけが乗ったシンプルでありながら塩の甘みを感じて美味しい
蕎麦はツルツル感と程良いコシのある麺で美味

お腹も一杯になり先を急ぎたいところだったが、暫く休憩がてらマップルを見つめる
目指すは能登半島なので取り敢えずはこのまま138号線を北上し、日本海に出て西を目指す事になる
もう昼過ぎなわけだし今晩の宿をある程度検討しておいた方が良いだろうか?やはりもう少し行ってからにするか?

休憩を済まし引き続き138号線を北上
新潟県の日本海側『糸魚川』に出て国道8号線北陸道を西に走る
途中道の駅『親不知ピアパーク』に立ち寄りトイレ休憩を済ましたが、長野から抜けてきた時の新潟の暑さはやはり異常

「暑い~暑い~」と嘯きながらマップルを見つめ、この日の目的地を決定した
「今日は石川県の『七尾』まで行こう!」
そうと決まったらすぐさま宿の確保

何せまだ親不知だ
残念ながら大型バイクでかっ飛ばすわけではない
400㏄で荷物満載してのんびり走ってるからきっと到着は遅くなる

そこから宿探しでは見つからなかった時にあまりにも残念なので、先に空いてる所があるか確かめるくらい必要だろう

前年の東北ツーリングで泊まり慣れた『ルートイン』というビジネスホテルを探してみたところ、七尾にあるらしい
早速電話番号を調べて尋ねてみると空いている
「遅くなると思いますが、シングル一室お願いします」

これで安心して走り続けられる
8号線を走り富山県に入る
1本の道を走っていると様々な町を眺められる

親不知から入善、黒部~魚津~滑川~富山市~射水~高岡
高岡市に入ってから8号線とはサヨナラ
今度は国道160号線氷見海道を北上
氷見市のマクドナルドで小休止入れつつ富山湾を右手に見ながら『能登立山シーサイドライン』を疾走

時期的なものもあり交通量はとても少なく快走する事が出来た

あまり気分良く走っていたので結構スピードを出していたかもしれない
その甲斐あってか夕方6時頃には目的の七尾市に到着

予約していたホテルにチェックインし、荷物を降ろしたら夕食を食べに七尾駅の周辺を散策
今日の所はなんでもいいかと中華屋に入りカニ玉セットを食べ、食後にコンビニで今晩のお酒等を購入

ビジネスホテルには珍しい大浴場で疲れを癒したら、持って来ていたモバイルPCに写真のデータを移しながらテレビを見ながら一人の晩酌タイム

「あ~明日は能登島を周ってから『朝市』で有名な輪島に向かおう」

マップルを眺めながら眠りに着いた





まさか!

一日分だけでこんなに長くなってしまった!www

本当はもっと簡潔に済ませるつもりだったのに!

という事で9月6日分も長くなるかもしれませんよ・・・
 
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プロフィール
HN:
Tetsuya
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/07/22
職業:
フォトグラファー
趣味:
写真・バイク・音楽・酒・猫(!?)
自己紹介:
大好きなバイクで旅をして大好きな猫に出会えると幸せになってしまう人間です

ツーリングでは地元横浜や宮ヶ瀬、津久井、道志などふらふらしてます

現在の愛車はKAWASAKI ZX-14R 2014yです。


他に好きな物はお酒!

とりわけスコッチウイスキーが大好物です
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