日常の些細な出来事から旅先で出会った事柄まで色々と綴ります
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2月末の日曜日、バイトに向かっている途中で携帯が鳴った
画面を見ると見た事のない番号
8から始まる番号なんて見た事ない
かなり怪しい気がしたが、コールし続けているので仕方なしに電話に出る事にした
「もしもし?安西君?」
え・・・
「私の事覚えてる?」
この声・・・
懐かしい声・・・
4年ぶりだろうか?
忘れるわけがない
あの人の声
それでも「2度と関わる事はない」そう考えていたから突然の事に反応が鈍る
「大学で一緒だったLだけど・・・」
勿論覚えていると言ったが、それでも信じられない
あの人はアメリカに行った筈だ・・・
「今アメリカなんだけど、急に思い出したから」
大学3年の時、同じクラスにいた韓国人留学生の女性と仲良くなった
その人は年上で、スタイル良くて美人で・・・
入学して初めて見た時「綺麗な人だな~」「こんな人と仲良くなれたらな~」「でも10歳くらいは上だろうな~」「まあ縁はなさそうだ(笑)」なんて思っていた
ところがその思いが3年の時に叶う事となる
大学終わりに二人で飲みに行き、そのままの勢いで付き合う形となった
その時、実は16も上である事が分かったのだが他人はおろか自分の年齢すら興味のない俺には関係のない事だった
時々その人の家に泊まりに行ったり、展覧会を見に行ったりと付き合いを深めたのだが、俺の中で何かが違っていた
というのもその人の言う事がいちいち引っ掛かる
どうも納得いかない事を言われたり、行動をされたり・・・
その違和感がクリスマスを一緒に過ごした時に膨れ上がった
「この人とは合わない」
正直会話をする事すら嫌になっていた
殆ど連絡も取らず冬を過ごした
翌年の3月、俺は乗り始めて半年しか経っていないバイクで九州までのツーリングを敢行する
20時間高速道路を走り続け、祖母の家に着いた時にはヘトヘト
ふと携帯を見るとあの人からの着信
しかし心身共に疲れ果てた俺はあの人と話す気分ではなかった
「折角の旅をあの人との会話で害されたくない」
そんな嫌な感情さえ生まれていた
無視した
正直大事な話ならまたかけてくるか、メールくらいするだろう
そんな風に思っていたが、結局のところ連絡は来なかった
その程度の遊びだったのだろう
まあなかなか出来ない経験もしたし、良かったじゃないか
良い思い出として早々に片付ける事が出来た俺は、そうとう冷徹な人間なのだろうか?
誰かと付き合うなんて初めてだったから、その間は舞い上がっていただけに違いない
4年に上がった時、俺は単位が足らず留年する事が分かった
親との話し合いでそうとう苦しくはなったが、それからの俺は割と楽観的に生きていく事が出来た
あの人とは挨拶すらせずに1年を過ごし、前々から聞いていた通り彼女は卒業後アメリカに旅立った
その時点で「もう2度と関わる事はないだろう」そう割り切っていた
それなのに、である
突然の電話
そりゃ俺だって固まる
「あの時、あなたに沢山酷い事言った。だから謝りたくて」
「何度か連絡しようと思っていたけど出来なくて・・・」
「今なら言える気がしたの」
自覚はあったらしい
だがもはや昔の事
そんなに気にしていたなんて思いもよらなかった
「安西君、一年残ったでしょ?きっとそれも私のせいだと思う」
違う違う、それは関係ない
そう伝えても
「でも、きっと影響あったと思う」
思い込みが激しい所は変わってないらしい
「折角大学で一緒になったから、仲直りしたくて」
「今度の夏、帰国する時に日本にも寄るの」
「会えない?」
「会って、ちゃんと謝りたい」
本当に、そんな深刻に考えないで欲しい
そう伝えても罪悪感を抱えたままのようだった
今でもスーパーで働いているのかとか、彼女はいるのかとか、色々聞かれた
その会話の中でも俺は疑念が消えない
ただ謝りたいって事でわざわざアメリカから電話?
そんな事の為に?
本気で俺の人生を狂わせたとでも思っているのだろうか?
何を考えているのか分からないが、兎に角夏に会おうとシツコイくらいに言ってくる
別に友好関係を築く事に何の抵抗もないので夏に会う約束をした
その後考えた
俺は随分劇的な人生を歩んでないか?と
自分の中では平凡に時を過ごしているつもりでいるのだが・・・
兄貴は自閉症だし、初めて付き合った人が年上の韓国人だし、本人写真家名乗ってるし(笑)
あ、写真家なんて人生博打打ってるから劇的なのか?(笑)
そもそもあんな大学入った時点で平凡とは程遠いのか・・・
劇的な上にワールドワイド?
なんか一本小説が書けるような気すらする
まあ人生なるようになるし、言い方変えればなるようにしかならない訳だ
そして人はいつ死ぬか分からない
今年になって周りで不幸が続いたので余計にそう思う
なら好きな事をめいっぱいして生きたいものだ
流れに身を任せるも一興か
あまりまとまりないが、ちょっと変な感覚なのでここに記録しておく
画面を見ると見た事のない番号
8から始まる番号なんて見た事ない
かなり怪しい気がしたが、コールし続けているので仕方なしに電話に出る事にした
「もしもし?安西君?」
え・・・
「私の事覚えてる?」
この声・・・
懐かしい声・・・
4年ぶりだろうか?
忘れるわけがない
あの人の声
それでも「2度と関わる事はない」そう考えていたから突然の事に反応が鈍る
「大学で一緒だったLだけど・・・」
勿論覚えていると言ったが、それでも信じられない
あの人はアメリカに行った筈だ・・・
「今アメリカなんだけど、急に思い出したから」
大学3年の時、同じクラスにいた韓国人留学生の女性と仲良くなった
その人は年上で、スタイル良くて美人で・・・
入学して初めて見た時「綺麗な人だな~」「こんな人と仲良くなれたらな~」「でも10歳くらいは上だろうな~」「まあ縁はなさそうだ(笑)」なんて思っていた
ところがその思いが3年の時に叶う事となる
大学終わりに二人で飲みに行き、そのままの勢いで付き合う形となった
その時、実は16も上である事が分かったのだが他人はおろか自分の年齢すら興味のない俺には関係のない事だった
時々その人の家に泊まりに行ったり、展覧会を見に行ったりと付き合いを深めたのだが、俺の中で何かが違っていた
というのもその人の言う事がいちいち引っ掛かる
どうも納得いかない事を言われたり、行動をされたり・・・
その違和感がクリスマスを一緒に過ごした時に膨れ上がった
「この人とは合わない」
正直会話をする事すら嫌になっていた
殆ど連絡も取らず冬を過ごした
翌年の3月、俺は乗り始めて半年しか経っていないバイクで九州までのツーリングを敢行する
20時間高速道路を走り続け、祖母の家に着いた時にはヘトヘト
ふと携帯を見るとあの人からの着信
しかし心身共に疲れ果てた俺はあの人と話す気分ではなかった
「折角の旅をあの人との会話で害されたくない」
そんな嫌な感情さえ生まれていた
無視した
正直大事な話ならまたかけてくるか、メールくらいするだろう
そんな風に思っていたが、結局のところ連絡は来なかった
その程度の遊びだったのだろう
まあなかなか出来ない経験もしたし、良かったじゃないか
良い思い出として早々に片付ける事が出来た俺は、そうとう冷徹な人間なのだろうか?
誰かと付き合うなんて初めてだったから、その間は舞い上がっていただけに違いない
4年に上がった時、俺は単位が足らず留年する事が分かった
親との話し合いでそうとう苦しくはなったが、それからの俺は割と楽観的に生きていく事が出来た
あの人とは挨拶すらせずに1年を過ごし、前々から聞いていた通り彼女は卒業後アメリカに旅立った
その時点で「もう2度と関わる事はないだろう」そう割り切っていた
それなのに、である
突然の電話
そりゃ俺だって固まる
「あの時、あなたに沢山酷い事言った。だから謝りたくて」
「何度か連絡しようと思っていたけど出来なくて・・・」
「今なら言える気がしたの」
自覚はあったらしい
だがもはや昔の事
そんなに気にしていたなんて思いもよらなかった
「安西君、一年残ったでしょ?きっとそれも私のせいだと思う」
違う違う、それは関係ない
そう伝えても
「でも、きっと影響あったと思う」
思い込みが激しい所は変わってないらしい
「折角大学で一緒になったから、仲直りしたくて」
「今度の夏、帰国する時に日本にも寄るの」
「会えない?」
「会って、ちゃんと謝りたい」
本当に、そんな深刻に考えないで欲しい
そう伝えても罪悪感を抱えたままのようだった
今でもスーパーで働いているのかとか、彼女はいるのかとか、色々聞かれた
その会話の中でも俺は疑念が消えない
ただ謝りたいって事でわざわざアメリカから電話?
そんな事の為に?
本気で俺の人生を狂わせたとでも思っているのだろうか?
何を考えているのか分からないが、兎に角夏に会おうとシツコイくらいに言ってくる
別に友好関係を築く事に何の抵抗もないので夏に会う約束をした
その後考えた
俺は随分劇的な人生を歩んでないか?と
自分の中では平凡に時を過ごしているつもりでいるのだが・・・
兄貴は自閉症だし、初めて付き合った人が年上の韓国人だし、本人写真家名乗ってるし(笑)
あ、写真家なんて人生博打打ってるから劇的なのか?(笑)
そもそもあんな大学入った時点で平凡とは程遠いのか・・・
劇的な上にワールドワイド?
なんか一本小説が書けるような気すらする
まあ人生なるようになるし、言い方変えればなるようにしかならない訳だ
そして人はいつ死ぬか分からない
今年になって周りで不幸が続いたので余計にそう思う
なら好きな事をめいっぱいして生きたいものだ
流れに身を任せるも一興か
あまりまとまりないが、ちょっと変な感覚なのでここに記録しておく
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プロフィール
HN:
Tetsuya
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/07/22
職業:
フォトグラファー
趣味:
写真・バイク・音楽・酒・猫(!?)
自己紹介:
大好きなバイクで旅をして大好きな猫に出会えると幸せになってしまう人間です
ツーリングでは地元横浜や宮ヶ瀬、津久井、道志などふらふらしてます
現在の愛車はKAWASAKI ZX-14R 2014yです。
他に好きな物はお酒!
とりわけスコッチウイスキーが大好物です
ツーリングでは地元横浜や宮ヶ瀬、津久井、道志などふらふらしてます
現在の愛車はKAWASAKI ZX-14R 2014yです。
他に好きな物はお酒!
とりわけスコッチウイスキーが大好物です
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