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この間BSプレミアムでやっていたレインマンを録画しておいて、ここ数日で分割して見ました
子供の頃に一度だけ見た事あったのですが、なにぶん小学生くらいだったのでよく覚えていませんでした
唯一覚えていたのは「弟が兄の驚異的な計算・記憶能力を利用して、ラスベガスのカジノで大儲けする」というシーンだけ
始まりもラストも全く記憶にありませんでした
ただ子供心に思っていたのは「俺と境遇似てるな~」という事
年の離れた兄が自閉症ってのはそのまんま当てはまる
だからストーリーは覚えていなくても印象深い作品でした
今回久々に見る事が出来て良かった
別に映画を沢山見てるわけでもないし、批評するつもりは毛頭ないが、俺の涙腺を刺激したシーンを勝手に紹介しようかと思う
ネタばれ要素満載なので読みたくない人はここで戻る!
まず最初はロスへ向かう途中のモーテルでのシーン
チャーリー(弟)はレイモンド(兄)の記憶がない(実は覚えている事もあるが、それは長くなるので割愛)
でもレイモンドは赤ん坊だったチャーリーを覚えている
その事をチャーリーが知るシーン
ちょっと冷めた見方をする人だと、ただ過去が明らかになるシーンだと割り切るだろう
でも俺には他人とまともに関われないレイモンドがチャーリーを思っていたんではないかと思う
俺にも同じような経験があるからだ
次はラスベガスのホテルでチャーリーがレイモンドにダンスを教えるシーン
上手く踊れるようになったレイモンドにチャーリーは感激し「ハグをしてもいい?」と聞く
レイモンドはいつも通り「イェー(ああ)」と答えるもいざ抱き締められるとパニックを起こす
基本的に他人に触られるのを嫌うからだ
そこでチャーリーはレイモンドから離れ「ただ抱き締めたかっただけだ・・・抱き締めたかったんだ・・・」と離れていく
父親の遺産目当てで兄を施設から強引に連れ出したチャーリーが、本格的に兄弟愛という物に目覚めた瞬間だと思う
しかし抱き締める事が出来ない寂しさがあまりシツコクなく描かれている
最後はラスト前の医師達と話すシーン
暫く話した後チャーリーとレイモンドが二人になる
話の流れとしてはチャーリーは兄を一生面倒見たいと思っているが、施設に戻さなければならないだろうというシーン
レイモンドは元いた施設にいる先生を「メインマン(親友)」と言っていた
その先生の名前の綴りを言って「メインマン、メインマン」と
しかし最後に兄弟で話しているとチャーリーの名前の綴りを口にして「メインマン・・・」とつぶやく
それを聞いたチャーリーは窓を見ながら背中を見せる
泣いている演技はなかったけど、その背中は泣いているようだった
抱き締める事は出来なくてもほんの少し心が通じた
ちょっとDVDを買おうかと真剣に考えてしまったよ
一部ダスティン・ホフマンの自閉症の演技が稚拙だと貶す意見を聞くが、その人は自閉症の人間と暮らした事がないんじゃないかと思う
生まれてから26年間(もうすぐ26歳だから俺w)兄を見てきて、ホフマンの演技はとてもツボを押さえていると感じる
勿論モデルになった人がサヴァン症候群の人という事もあるし、映画としてドラマティックに描く為にいくらか誇張表現は必要だと思う
しかしあの目線の動き、パニックを起こすタイミングとその仕草
あれは質は違えど我が兄と似ている
この映画を見て涙ぐみながら思ったのは「俺は兄への態度を改めなければいけないのではないか?」という事
映画同様弟を思ってくれていると思える行動、言動が実際にある
それなのに俺は応えてあげられてない
ちょっと騒いだり物を叩いたりすると怒鳴る、責める・・・
どうにもならない時、手を上げる・・・
今日は兄貴を迎えに行き、バイトが休みだったので一緒にご飯を食べたのだが、その時少しはマシな行動が取れただろうか?
所詮映画、作りものと分かってはいるが、これから兄貴に腹が立ったら上記のシーンを思い返してみようと思う
そんな俺の目標の一つは「将来親が歳を取って動けなくなったり他界しても、時々は兄貴を連れて帰って旅行に連れていく」
それを了解してくれる嫁さん来ないかな~(笑)
ツーリングでは地元横浜や宮ヶ瀬、津久井、道志などふらふらしてます
現在の愛車はKAWASAKI ZX-14R 2014yです。
他に好きな物はお酒!
とりわけスコッチウイスキーが大好物です
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