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日常の些細な出来事から旅先で出会った事柄まで色々と綴ります
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朝食を終え、残りの仁科峠を満喫しようと走り出した。

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良く舗装された道と高原の緑、空の青と白い雲を楽しみながらバンクを楽しんだ。

仁科峠を過ぎて59号線を走っていると木漏れ日が綺麗な道になっていた。

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森の中を進むと414号線、下田街道に出た。
ここは旧天城街道と呼ばれた道で、沼津~天城山~七滝~川津と伊豆半島の真ん中を縦に巡る道である。

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途中道の駅「天城越え」で休憩していたところ、名産のわさび田を展示していた。

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一休みしてから下田街道をさらに南下する。
到着したのは川津桜で有名な川津。
流石に季節が違うので桜並木は真緑に茂っていた。

川津から135号線を東に移動する。

途中信号待ちをしていたら対向車線から二人乗りの大型バイクがやってきた。
お揃いの赤黒ジャケットにフルフェイス、グローブとまさに模範的なライダーとパッセンジャーだった。
今日何度も見かけたビッグスクーターのカップルとはわけが違う。
連中はこけたら人生終わりそうな軽装で違法な半ヘル、バンク角がない車体のくせに峠を飛ばす。
きっと連中は彼女の顔面を見れなくするか死なせなければその危険性を認識できないのだろう。

これこそライダーの鑑だと思いながらすれ違おうとすると、後ろに乗ってた女性が「ヒラヒラ~」っと手を振ってきた。
これが凄く嬉しかった。
人生2度目の挨拶だった。
こちらもすかさず左手で挨拶をする。
手を上げたりヒラヒラさせたり、時にはピースをする。
これだけでライダーは会話が出来る。
「おはよう」「こんにちわ」「いい旅を」「お互い気をつけて」
バイク乗りになって良かったと思える瞬間でもある。

本当に小さな、ちょっとした一瞬の出会いと別れに微笑みながらさらに先を行く。

城ヶ崎を過ぎたところで思い出した。
「前回の伊豆ツーリングでは城ヶ崎のつり橋を見てなかった」
まだ時間も早いし天気もいい。
折角だから行こうと思い135号線を引き返す。

駐車場に着いて水分補給とカメラの準備をする。
大学で貰った「写真学科トートバッグ」を持ってきていたのでそれにカメラなどの貴重品を入れて歩き出す。

しかしこれがなかなかキツイ道のり。
汗だくになりながら獣道を進む。

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遠くに見えるのは大島か。
今日は遥か彼方まで見渡せる気がした。

時折休憩しながら進むとようやく吊り橋が現れた。

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下を見れば海。

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結構疲れたけどなかなか充実した散歩になった。

その後駐車場に戻ると空には黒い雲が。
そして遠くで「ゴロゴロ」と雷の音がしていた。

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それでも雲が綺麗だからと写真を撮り、急いで出発した。
念のためオンボードで使っていたルミックスはバッグに仕舞い、オプティオだけを首から下げて走っていたのだが、東へ行くにつれ雷雲は消えていった。

昼時を過ぎ、どこかで昼食を摂ろうと思い走っていると「伊東マリンタウン」に着いた。
何か美味しいものはないかと探してしたのだが、何処の店も満員御礼。
しかも値段が高い。
仕方が無いのでトイレだけ済ませてまた走り出した。

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すると熱海の手前ですかいらーくがあったので「もうファミレスでもいいや」と思い中に入る。
適当にランチメニューのスパゲティを食べて昼食を済ませた。
食後にのんびりしていると店員のおばさんが食器を片付けに来た。
ドリンクバーを利用していたのだが、コップを片付けようとして「あ、まだ使うんですよね。・・・もう新しいの使っちゃってくださいわーい(嬉しい顔)どんどん使っちゃっていいですよ」と冗談を言ってきた。
そこから少し会話をしたのだが、これがなかなか面白いおばちゃんだった。

「もうどんどん飲んじゃって下さい。暑いですからね~ぇ・・・お腹壊しちゃうかほっとした顔
「実は私今日で辞めるんです」と言うから「え、そうなんですか?」と聞くと、
「元々東京で働いてるんですけど、応援でこっち来たんですよ。でももう大変で大変で。雰囲気合わないんですあせあせ
「ああ~そうなんですか。東京からわざわざ・・・それは大変でしたね。お疲れ様です。」なんて話していたら、
「もう最後にこんな素敵なお客様に会えて良かったです。いい思い出になりました。」なんて言ってくれちゃうもんだから嬉しくなるよ。

面白い人もいるもんだと思いながら会計に行くとまたそのおばちゃんだった。
「あら、もうドリンクいいんですか?もう水筒に入れてっちゃって下さいわーい(嬉しい顔)
「ははは、生憎水筒持ってないんでw」
「あら残念w」
なんて変な会話をしてお別れした。

流石に夜中の3時から走ってるともう疲れも溜まり眠気も出てきたので後は真っ直ぐ帰る事にした。
熱海を抜けて西湘バイパスに入り、途中から246に入って2りんかんに寄って9月のロングツーリングに持って行く予備のグローブを買って帰った。

往復380キロ程のツーリングで走行距離が10000キロを超えた。
そろそろオイル交換もしなきゃだし、チェーン掃除も。
あと車検があるのでツーリング前に出しておこうか考え中。
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みずほ先生のラベルのは在庫がないみたい。
でもこの作品に限ってはロリキャラの苺が結構好きなので問題なし。
つかスゴイことされたい・・・

(ラベルで苺がお酒飲んでますが、設定上二十歳越えてるので問題ありません。とある理由で体が幼いのです。その理由はどうぞアニメでw)



海沿いの17号線を南下しながら写真を撮り続ける。
この時には日も大分高くなり、空の青さと海の青さが相まって美しかった。

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こんな風にスクリーンやミラーを入れて撮影していたら面白い写真が撮れた。

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空の青と信号の青がいい具合に重なった。
これはなかなかの自信作だと思う。

片手撮影だと液晶を見れないので、オンボード撮影よりもさらにギャンブル性が増す。
後で確認して感動するというのも一興だな。

17号線は富士山を海側に見ながら走れるのでとても気持ちいい。

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こんな写真を撮りながら走っていたら急にある事を思い付いた。
「オンボードで撮影しているという状況を撮ったら面白いんじゃないか」
「オンボード写真を卒業制作で提出する際に、その状況も一緒に出せば面白い!」

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こういう写真を峠を攻めながら撮ればもっと面白いと思う。

あと最近は影を入れた写真が好きになってきた。
だから自分の影が入った時にシャッターを切ってみる。

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そんなこんなで南下しているといいスポットを発見。
ついさっき停車して撮影したばかりだというのにまた停車。
ここで撮ったら綺麗だろうな~と思ってしまうと停まらずにはいられない。
いつもならついつい走りに夢中になっちゃうところだけど、今回は撮影をメインにツーリング出来たのでそれでいいのだろう。

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流石に朝6時台なのでお店はやってなかったが、敷地内には入れたので停めさせてもらう事にした。
愛車を降りて海の方へ行ってみるとそこにはくっきりと富士山が。

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そして正面を見ると海と空が染め合っていた。

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走っては停まり写真を撮り、走っては停まり~の繰り返し。
そしてまた停まったのは戸田にある「出会い岬」
伊豆半島西側には北から「出会い岬」「旅人岬」「恋人岬」とある。
出会って旅人が恋人になるという事か。
しかし恋人岬に男とは行きたくないものだ。
というか一人でもどうかと思う。

ここでも富士山が綺麗に見えた。

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時間が早いお陰で駐車スペースのど真ん中に停めても気に病まなくて済む。

しかし写真を撮っていたら急にお腹が空いてきた。
そういえば深夜の3時くらいから走り続けて何も食べてない。
取り敢えず朝食はコンビニのおにぎりで済ませようとは思っていたが、なかなかコンビニがない。
走り続け土肥に着いた時、ようやく駐車場が広くて品揃えが良さそうなファミマを見つけたので入り、クラクラするような日差しから逃げるように建物の影にある小さなスペースに愛車を停めた。
こういうとき、バイクは細いエリアにも停められるので便利だ。

気になった食料を確保してからバイクに戻り少し悩んだ。
「はて、何処で食べようか」
土肥の周辺もわりと綺麗なところだし、海を見ながら食べるのもいい。
でも何か物足りない。
折角伊豆まで来たのだから見晴らしのいい所で食べたら、コンビニのおにぎりでも一層美味しく感じるんじゃないか。

取り敢えずは食料をリアシートバッグにしまい発進する。
そういえばタンクが熱くなってると思い、メータを見れば燃料が半分以下になっていた。
このバイクは燃料が減るとタンクの温度が急激に上昇し、ニーグリップを続けられなくなる。
正直な話、家に帰ってみたら両太ももが赤くなっていた。
しかもちょっとかゆい。
多分極軽度の火傷になっていたのだろう。

自分の食料は確保出来たので、今度は愛車の腹を満たしてやろうと思った。

そんな事を考えていると「恋人岬」の文字。
上で「一人で行くのもどうか」と言っているのにもかかわらず入ってしまった。
もしかしたら景色が良くて朝食にはいいのではと思ったのだが、正直あまりいいところではなかった。
ここはバカップルがいちゃついてればいいと思う。

そんなこんなで結局走り続けていると宇久須(うぐす)という所で運良くエネオスを見つけた。

相棒の腹を満たした所でそろそろ自分の腹を満たさないと本気でヤバくなってきた。

地図を見ると宇久須から410号仁科峠宇久須線という峠道を行くと、今回のツーリングで行こうかと思っていた「天城」に通じている事が分かった。
仁科峠を登れば見晴らしのいい所が見つかるかも知れない。
そう思い虫の鳴く腹をなだめて峠攻めに興じた。

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そして綺麗に舗装された峠道を登っていると大きな牧場が目の前に現れた。
折角だからここで食べようと思ったのだが・・・
この牧場はキャンプ場をやっていて、利用者以外は立ち入り禁止だそうだ。
流石に飯食うだけってのは気が引けるのでもう少し上に行ってみる事にした。

するとどうだろう。
その判断はどうやら正解のようで、見晴らしがよく、駐車スペースもあり、ベンチもあって座れば目の前は田子らしき港町が見え、後ろには高原の山と輝く雲。
少し日が強い気もするが、折角なのでこの絶景を前にして朝食を摂る事にした。

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食べたのは明太子マヨのおにぎりとエビマヨ手巻き、そして「オクラと春雨のジュレサラダ」という新作サラダ。
ドレッシングがゼリー状になっていて、中にはアロエが入っている。
買ってから大分経っていたが、一緒に買って入れていたウーロン茶のお陰でまだ冷たく、とてもサッパリした味を堪能できた。

お腹を満たした後、食べながら眺めていた景色を残しておく事にした。

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青い空と海と草原。
そして港町。

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高原と輝く雲。

お腹も心も満たした俺は、腹ごなしの運動を兼ねて残りの仁科峠と天城峠を攻めに行った。
そこでも美しい景色と僅かだけど和む出会いも待っていた。


後編は少し間を置いての更新になるかも知れません。
日曜の深夜にはまた旅立つ事になってるので、その準備でネットは出来ないかな。
今度は家族旅行なんだけど、長野の木崎湖に行く事になっています。
そう「おねがいティーチャー」「おねがいツインズ」の舞台。
なんで家族で行くのかよく分からんが、伊豆ツーリング後編を書いた後でそちらも公開予定。
6日のバイトは休もうと思っていたが、棚卸しに加え二人しかバイトを確保できていないという事だったので、仕方なく13時から出るから18時頃に帰らしてくれと言ってバイトに出た。
約束通り18時過ぎ位には帰れたのでエネオスに行ってガソリンを満タンにした。

帰って夕飯を食べて風呂入って、最近では珍しく10時過ぎには寝る事にした。

4時間ほど経ち、起きて出発の準備をする。
と言っても寝る前に準備はしていたので着替えるだけで済んだ。

愛車CB400SBは純正のままのマフラーなので特別うるさい音はしない。
でも乗らない人にとっては車と違いうるさく感じる。
だから深夜にエンジンをかける時はいつも気を付けている。
暖機はしないと正確なレスポンスは得られないから数分は暖めないといけない。
音を気にしながら普段より1000rpm低い回転数で吹かして暖機。

準備が終わってついに発進。
中原街道を通って下川井ICから保土ヶ谷バイパスに入る。
深夜だというのに意外と車が多いのはやはり夏休みだからなのかと思いながら加速し一気にVTECゾーンまで回転数を上げる。

横浜町田ICから東名に入りさらに回転数を上げていく。
回転数と共に上がる速度計にも目をやるが今は気にしない。
むしろスムーズに上がっていく針が心躍らせる。

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最近バイトでストレスが急激に溜まっていたのでいい発散になる。

最初の海老名SAに入るとまた意外な程の車と人の数。
長距離トラックはいつもの事だが大学生らしい若者の組、小さい子供がいる若い夫婦、子供も大人も多い家族連れ。
人ごみが嫌いな俺だが、高速SAでのこういう賑わいは嫌いではない。
休日昼間のSAの人ごみは相変わらず嫌いだが、深夜にも関らずのちょっとした賑わいは何故か楽しい。

海老名SAを出て走り続け、右ルートを選んで行く。

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やはりトンネルの中で写真を撮るのは面白い。
その都度違う表情の写真が出来る。

俺は足柄SAが結構好きなので今回も入ったのだが、少しずつ夜が明け始めていたので休憩はせずにすぐ出発した。

御殿場を過ぎたあたりで後方の空が赤くなっていたので急遽駒門PAに入りカメラを取り出した。

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子供の頃から父の運転する車で九州に行っていた俺はSAやPAで朝を迎えるという事に慣れている。というよりそれが好きと言ってもいい。
沢山の車やトラックの上に日が昇っていく様は長時間車に乗っていて体が疲れている時はいい特効薬だろう。

駒門を出てようやく沼津ICに着いた。
ICを下りて414号線へ向かおうとしたが東の空の赤さが凄く綺麗だった。

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走ってる最中には撮影できたが、この空はちゃんと一眼で撮りたいと思い空を追うように三島へ向かった。
しかしなかなかいいスポットが見つからず、コンビニの駐車場にバイクを停めてカメラを構えたがいい写真は撮れなかった。

少し残念な気持ちを抱えたまま414号線へと向かう。
その途中後ろからの朝日が綺麗だったのでバイクを停める。

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東海道から枝分かれしているこの道は、旧国一通りという昔の国道一号線である。
沼津バイパスが出来た際、そちらが一号線になった為「静岡県道380号富士清水線」に格下げになった道だそうだ。
不意に立ち止まった道の歴史を知るのは楽しい。

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少しバイクの写真を撮った後走り出し、撮影していた所の目の前にある交差点を左に行き、橋を渡っていたら・・・その橋の上からの朝日に感動し渡り終わった所でまた停車。
カメラ片手に橋の上まで歩いて行き何枚も写真を撮った。

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そして撮っていて気付いた。
ここからは富士山も見えるのだ。

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建物の間から見える富士。
普段から富士が見えるというのも悪くないなと思う。
実際、高校に通ってた頃は校舎の階段から毎日富士を見ては「やっぱ富士山はいいな~」とか思っていたくらいだ。

414号線を走り沼津マリーナを過ぎた所の分岐を17号線に行く。
内浦湾をぐるっと巡りその後のワインディングを楽しむ。
そこでは綺麗な青空と海の写真を撮れたのだが、それはまた次回・・・
らき☆すたかがみ仕様のトヨタ・ラクティスが爆音トランスで走ってたボケーっとした顔

こんな奴近所にいたのか・・・
 
プロフィール
HN:
Tetsuya
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/07/22
職業:
フォトグラファー
趣味:
写真・バイク・音楽・酒・猫(!?)
自己紹介:
大好きなバイクで旅をして大好きな猫に出会えると幸せになってしまう人間です

ツーリングでは地元横浜や宮ヶ瀬、津久井、道志などふらふらしてます

現在の愛車はKAWASAKI ZX-14R 2014yです。


他に好きな物はお酒!

とりわけスコッチウイスキーが大好物です
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